約60年前、原子爆弾による破壊と戦後の荒廃の中、イエズス会カリフォルニア管区を中心に、若者の教育を通して広島の地を復興させようと多大な支援がなされました。イエズス会員の派遣と海外からの多額の寄付で、広島学院は創立されたのです。2002年、東ティモールは独立しました。しかし政情不安は続き、国民は極度の貧困に置かれています。現在の東ティモールで最も求められている「質の高い教育の提供」のために、日本の浦神父をはじめ、ポルトガル・フィリピン・オーストラリアからイエズス会員が派遣され、「新しいイエズス会学校」設立の準備が進められています。かつて広島学院が多くの方々の支援によって創立され、その後も断続的に支援がなされたことを思い、今「東ティモールの新しいイエズス会学校」を支援していきたいと思います。学院共同体のメンバーとして、皆さんのご協力をお願いいたします。

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広島学院　翠友会　東ティモール募金